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頭痛は国際分類によると、一次性頭痛、二次性頭痛、頭部神経痛、中枢性・一次性顔面痛およびその他の頭痛に分けられます。
一次性頭痛には片頭痛・緊張性頭痛などがあり、これらが頭痛の原因の大半をしめます。片頭痛はトリプタン製剤があるにも関わらず、正しく診断・治療がなされていないことが多いようです。また、薬の飲みすぎによる頭痛(薬物乱用頭痛)に関して、よい対処法・治療を提供いたします。
二次性頭痛の中には、クモ膜下出血、脳腫瘍などの生命を脅かす頭痛があり、これらが少しでも疑われるときには頭部CT検査が必要になります。一般に、危険な頭痛の兆候として、「1分以内にピークに達するような突然の頭痛」「だんだんひどくなる頭痛」「これまでと違う頭痛」「脱力やしびれなどの神経症状を伴う頭痛」「発熱や体重減少などの全身症状を伴う頭痛」などが挙げられます。これらの症状があるときには、早急に医療機関を受診してください。